この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
保健室は絶対領域
第4章 長い夜
隣の席は、理数系の講師の風間(かざま)先生。
「水野先生みたいな人をお嫁さんに出来るなんて、婚約者の方がうらやましいなぁ。」
そう言って、桜子の肩をポンポン叩く。
「そんなことないですよ…風間先生だって女生徒から人気があるって聞いてますよ。」
「風間先生、独身同士仲良くしましょうよ~」
ほろ酔い気味の相沢は、頬をほんのりピンクに染めて風間の腕に絡まった。
肩までの茶色いウェーブかかった髪を揺らし、風間の顔を覗きこむ。
「相沢先生は色気があり過ぎて、僕のような子供じゃダメですよ~。」
と、上手にかわす。
本当は、相沢先生は生徒と…保健室での出来事が頭をかすめた。
その時、相沢の手をほどこうとした風間の腕が、飲み物に当たりグラスが倒れる。
グラスから飛び出した液体は、桜子のスカートを濡らす。
「水野先生みたいな人をお嫁さんに出来るなんて、婚約者の方がうらやましいなぁ。」
そう言って、桜子の肩をポンポン叩く。
「そんなことないですよ…風間先生だって女生徒から人気があるって聞いてますよ。」
「風間先生、独身同士仲良くしましょうよ~」
ほろ酔い気味の相沢は、頬をほんのりピンクに染めて風間の腕に絡まった。
肩までの茶色いウェーブかかった髪を揺らし、風間の顔を覗きこむ。
「相沢先生は色気があり過ぎて、僕のような子供じゃダメですよ~。」
と、上手にかわす。
本当は、相沢先生は生徒と…保健室での出来事が頭をかすめた。
その時、相沢の手をほどこうとした風間の腕が、飲み物に当たりグラスが倒れる。
グラスから飛び出した液体は、桜子のスカートを濡らす。