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保健室は絶対領域
第1章 洗礼

それなのに…
「先生…怒るところも可愛いな~。」
そう言って、その綺麗な指先で私の顎を持ち上げた。
目を背けて、手で払おうとしたけど…
「眼鏡…外した方が美人じゃん。」
笑いながら、かけていた眼鏡を奪われた。
「ちょっと~返して!!」
「先生、チューしてくれたら…返してあげるよ!」
―――な、なに言ってるのこの子は…
「岡田ルイ。3-C。つーか先生くるまで、ここ俺のプライベートルームだったのにな~。」
意表を突かれたと思ったら、私の眼鏡をクルクルともてあそびながら、今度はベラベラしゃべりだした。
―――岡田…ルイ
「…岡田君、眼鏡返して。C組の先生呼んでくるよ??」
「はいはい、先生に邪魔されたから、ちょっと意地悪したくなっただけだよ。
そんなに怒んないでよ。綺麗な顔にしわが増えちゃうよ??」
「な…」
全く、なんて口の達者な子なんだろう…
「先生…怒るところも可愛いな~。」
そう言って、その綺麗な指先で私の顎を持ち上げた。
目を背けて、手で払おうとしたけど…
「眼鏡…外した方が美人じゃん。」
笑いながら、かけていた眼鏡を奪われた。
「ちょっと~返して!!」
「先生、チューしてくれたら…返してあげるよ!」
―――な、なに言ってるのこの子は…
「岡田ルイ。3-C。つーか先生くるまで、ここ俺のプライベートルームだったのにな~。」
意表を突かれたと思ったら、私の眼鏡をクルクルともてあそびながら、今度はベラベラしゃべりだした。
―――岡田…ルイ
「…岡田君、眼鏡返して。C組の先生呼んでくるよ??」
「はいはい、先生に邪魔されたから、ちょっと意地悪したくなっただけだよ。
そんなに怒んないでよ。綺麗な顔にしわが増えちゃうよ??」
「な…」
全く、なんて口の達者な子なんだろう…

