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保健室は絶対領域
第5章 ウォーク イン クローゼット

「…あなた…一体…?」
「君の事は知ってるよ桜子。…でも、今は何も教えらえない…」
「岡田ルイじゃないのね?」
「・・・・・」
男は何も答えない。
「とりあえず、ここは早く出た方がいい。」
桜子が着替えを終えると、大きなカートの中から掃除用具を取り出した。
「入って!!」
「え…?」
「説明してる暇ないから。」
男は桜子を抱き上げて、カートに降ろし上からシートを被せた。
そのままエレベーターで地下まで下りて、桜子を引き上げると、用意していた車に乗り込み走り去った。
桜子は、ハンドルを握る男の横顔を見つめる。ルイにそっくりだが、どこか大人びて見えた。
昨夜助けてくれたのもこの男だと確信した。
「君の事は知ってるよ桜子。…でも、今は何も教えらえない…」
「岡田ルイじゃないのね?」
「・・・・・」
男は何も答えない。
「とりあえず、ここは早く出た方がいい。」
桜子が着替えを終えると、大きなカートの中から掃除用具を取り出した。
「入って!!」
「え…?」
「説明してる暇ないから。」
男は桜子を抱き上げて、カートに降ろし上からシートを被せた。
そのままエレベーターで地下まで下りて、桜子を引き上げると、用意していた車に乗り込み走り去った。
桜子は、ハンドルを握る男の横顔を見つめる。ルイにそっくりだが、どこか大人びて見えた。
昨夜助けてくれたのもこの男だと確信した。

