この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
保健室は絶対領域
第7章 マッサージ
「何が可笑しいんだか…」
隣の相沢がトゲトゲしくでそう囁き、鋭い視線を向ける。
「すみません…」
(相沢先生、何かあったのかな…後で聞いてみるか。)
休み時間、印刷室で相沢とやっと二人きりになれた。
桜子が口を開こうとすると…
「婚約者がいるわりには、随分大胆なんですね?カラオケの時、風間先生と突然いなくなったりして…
聞きましたよ、水野先生から誘われったって。」
―――!!
「そ、そんな…!!嘘です!」
慌てて否定する桜子だったが…
「隠さなくてもいいですよ~。下着もつけてなかったみたいだし…」
―――!?
「それは…」
(風間が喋ったのかもしれない…)
「大丈夫…口は堅い方ですから…」
フフフ…と不気味な微笑を残し、相沢が出て行った。