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SA
第15章 15年前 2
それからしばらくして、母親は昼間のパートを辞めた。
昼間一緒にいて、僕が良い子にしてれば
また前の優しいお母さんに戻ってくれる?
母親は、昼間は寝ているか
ロクデナシとイチャイチャして過ごした。
僕は見えないらしい。
話しかけるのも怖くてやめた。
今までは保育園の給食があったけど、今は母親の気分次第。
1日1食食べられればマシだった。
母親とロクデナシは、布団で裸でよく絡みあっていた。
子供心に見てはイケナイ、聞いてはイケナイ そう思って目を瞑り、耳を塞いで耐えていた。
ある日ふと気付く。
外に行けば済む。
そこから公園で1日の大半を過ごす日々が始まった。
最初はいろんな遊具で遊んだ。
でも、いろいろ遊びつくして
1番好きだったのは砂遊びだった。
昼間一緒にいて、僕が良い子にしてれば
また前の優しいお母さんに戻ってくれる?
母親は、昼間は寝ているか
ロクデナシとイチャイチャして過ごした。
僕は見えないらしい。
話しかけるのも怖くてやめた。
今までは保育園の給食があったけど、今は母親の気分次第。
1日1食食べられればマシだった。
母親とロクデナシは、布団で裸でよく絡みあっていた。
子供心に見てはイケナイ、聞いてはイケナイ そう思って目を瞑り、耳を塞いで耐えていた。
ある日ふと気付く。
外に行けば済む。
そこから公園で1日の大半を過ごす日々が始まった。
最初はいろんな遊具で遊んだ。
でも、いろいろ遊びつくして
1番好きだったのは砂遊びだった。