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だって可愛いから。
第5章 美奈の覚悟
きょうすけの姿が完全に見えなくなると、こぞって周りの女子が未奈に群がった。
「ちょっとちょっとちょっと!!随分いい雰囲気じゃん!とうとう付き合い出したの!!」
「えー!絶対振り向かないと思ってたのにー!」
「いいなー!」
嵐のような言葉が次々と降り注ぐ。未奈はまだ、顔を赤らめたまま硬直していた。
「静粛に!!」
ひときわ大きな声で鶴の一声と言わんばかりに周囲を黙らせたのは未奈の親友、あかりだった。
「未奈はがんばってたのよ?玉砕覚悟で。だから当然の結果です!!」
まるで自分のことの様にフン!と息巻いて語った。
そして未奈の手を引き自販機まで連れた。
「で。どう言うことよ?私にも報告なしなわけ?」
からかう様にあかりが言う。
「ちょっとちょっとちょっと!!随分いい雰囲気じゃん!とうとう付き合い出したの!!」
「えー!絶対振り向かないと思ってたのにー!」
「いいなー!」
嵐のような言葉が次々と降り注ぐ。未奈はまだ、顔を赤らめたまま硬直していた。
「静粛に!!」
ひときわ大きな声で鶴の一声と言わんばかりに周囲を黙らせたのは未奈の親友、あかりだった。
「未奈はがんばってたのよ?玉砕覚悟で。だから当然の結果です!!」
まるで自分のことの様にフン!と息巻いて語った。
そして未奈の手を引き自販機まで連れた。
「で。どう言うことよ?私にも報告なしなわけ?」
からかう様にあかりが言う。