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だって可愛いから。
第2章 お友だち
しばらくすると、訪問者がドアをノックする音が聞こえた。
きょうすけの頬に軽くキスがされたと思うと、樹の気配が遠のいた。玄関にさっき連絡の入れた人を招き入れに行ったのだろう。
戻ってきた足音は二人分だった。
目が見えない分そういった部分に神経が澄まされた。
「この子が今の私のお気に入りよ。きょうすけっていうの。ちゃんと許可もさせたわ。だから、この子が気持ち良くなってるところを存分に私に見せてね。」
樹の声だけが聞こえる。
相手の声は聞こえない。
わざとだろうか。そんな事まで考えてしまっていた。
ギシ…と人が歩む音がした。数歩、歩いたところで突然首輪が引っ張られた。
「!!」
驚いて言葉も出なかった。樹とは違う…それだけはわかった。
きょうすけの頬に軽くキスがされたと思うと、樹の気配が遠のいた。玄関にさっき連絡の入れた人を招き入れに行ったのだろう。
戻ってきた足音は二人分だった。
目が見えない分そういった部分に神経が澄まされた。
「この子が今の私のお気に入りよ。きょうすけっていうの。ちゃんと許可もさせたわ。だから、この子が気持ち良くなってるところを存分に私に見せてね。」
樹の声だけが聞こえる。
相手の声は聞こえない。
わざとだろうか。そんな事まで考えてしまっていた。
ギシ…と人が歩む音がした。数歩、歩いたところで突然首輪が引っ張られた。
「!!」
驚いて言葉も出なかった。樹とは違う…それだけはわかった。