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だって可愛いから。
第3章 俺が好き?
「どうしても、だめですか?好きなんです!先輩!」
中学卒業も間近。
きょうすけは廊下で、一年生の女の子に告白をされていた。
「…俺、あんたのこと全然知らないし。ダメっつか…付き合うって何するの?」
悪気はない。ただ、思ったことを言っただけだ。
女の子は顔を真っ赤にして口を閉ざしてしまった。
俯いて、震えだすと、何だか悪いのはきょうすけみたいな図になってしまう。
告白を断るのはそんなにも悪いことなのだろうか?
中2の半ばから、身長が急激に伸び始め、もともと顔立ちの悪くないきょうすけは学年を問わず告白をされるようになっていた。
中学卒業も間近。
きょうすけは廊下で、一年生の女の子に告白をされていた。
「…俺、あんたのこと全然知らないし。ダメっつか…付き合うって何するの?」
悪気はない。ただ、思ったことを言っただけだ。
女の子は顔を真っ赤にして口を閉ざしてしまった。
俯いて、震えだすと、何だか悪いのはきょうすけみたいな図になってしまう。
告白を断るのはそんなにも悪いことなのだろうか?
中2の半ばから、身長が急激に伸び始め、もともと顔立ちの悪くないきょうすけは学年を問わず告白をされるようになっていた。