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いつでも初恋
第7章 元彼
ヒロと肩を並べて歩くことは出来ない。したくない。

遅れて喫茶店に入る。一番奥のテーブル席に彼は座っていた。

黙ったまま席に座ると、明らかに学生のバイトであろう女子店員がお水とおしぼりをテーブルに置く。

「いらっしゃいませ、お二人様ですね。ご注文はお決まりですか?」

珈琲でいいか?と尋ねられ、頷いた。


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