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雨 ─ 超短編集 ─
第1章 雨宿り
「思い出した?」


ほんの少しだけ唇を離し、囁く。

「……まだ。」

囁き返すと、「まだ、足りない?」と、今度は深く侵入してきた。

舌を絡め取られ、蹂躙するかのように口腔を犯され、息も出来ないほどの激しさに、目眩がした。

雪の手が助けを求めるように、背中に回る。

唇の隙間から甘い声が漏れ、身体の芯が熱くなり、奥からとろりと蜜が溢れ始めた。

「思い出した?」

再度問われ、頷く。

そして…

激しく降る雨で白くけぶる中を二人は肩を濡らしながら歩いていった。







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