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大人のオモチャ
第1章 お散歩withローター

ピンポーン
ドアのチャイムがなり、パタパタとでると、宅急便だ

「こちらお届けの品になりまーす」
配達員さんから、段ボールを受け取り、署名をして
ありがとうと言ってから、ドアを閉める

"差出人 飯島頼"
となっている

はて?頼とは今日会う約束をしている。そのときではなく、わざわざ宅急便で届けるものとは一体なんなのだろうか、と不思議に思って箱を開けると中からでてきたのは

パッケージに包まれたパステルグリーンのプニプニしたものと、リモコンのようなもので、つまみがついている

・・・。
なんじゃこりゃーー!!

心の中で叫んでしまう

これって....
もしかしなくてもピンクじゃないけどピンクローターだよね?パッケージに空豆と書かれている

と、珠希の疑問に答えるように
ヒラヒラっと一枚の紙が落っこちた

そこには、彼氏頼の字で

"Happy Birthday 俺!!
今年の珠希からのプレゼントは珠希がいいなってことで、逆プレゼント♡
これつけて、デートきてね?つけてなかったら…ねっ?
p.s. もちろんエロパン、スカートだよ?"

と書かれた手紙

もう叫ぶ気力すらなくなりストンとソファに座り込む

エロパンとは、紐パンに、クリのあたりに布が着いていて、ローターの入るポケットが付いてるショーツのこと。正式名称はよく知らない。なにしろ、頼がエロパンとよんでそれを気に入っているからな


スカート…言われなくても選んであるしっ!
部屋の中にかけてある服をみやる
今日は頼のバースデーデート
だから、ちょっと張り切ってパステルブルーのワンピースにした

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