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大人のオモチャ
第1章 お散歩withローター

「ちゅーしてる!」
「いいなー、うちらも今度やろ?」
「これは、思いつかなかった….」

写真の画面をみた人々が口々にそう言葉にする


ヘロヘロの珠希をベンチに座らせ、写真をかった頼は心なしかご機嫌だった

「もぅ、頼のバカ」
そういう珠希の声には最初ほど険はない

「珠希大好きだよ?」

ちゅ。

何度kissを落としたかはわからない、珠希のおでこにキスを落とす


「頼、もうクリは無理だよ?」

リモコンのあるポケットに手が伸びた頼の手をパシッと珠希がつかむ

「は、ってことは?」
意地悪く笑う頼に、頬を染め恥ずかしそうにうんと頷く珠希

トイレで、空豆の位置をクリから中に移動させ
夜のパーク内を2人で歩く


もちろん
珠希の中では空豆が猛威をふるい
カクカクとおぼつかない足取りを頼がしっかりと支え、ロマンチックな街の中へ


END.

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