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TABOO
第2章 愛しき人~ 二度めの出逢い

……朝……
いつものように、
夫を見送る美沙。
『行ってらっしゃい。』
「行って来る。」
『今日は普通よね?』
「ああ。」
美沙は夫を見送ると部屋に戻り、
コーヒーを飲みながら
しばらく寛ぐ。
いつの間にか
ため息が零れていた。
今年で52歳になる夫は
美沙より大分年上だ。
そのせいかやけに
冷めている。
美沙がレイに
引かれてるのは、
その返もあるのかも知れない。
もちろん出会った頃は
夫も美砂に夢中だった。
美沙ももちろん、
夫に恋をして
そして結婚した、
はずなのに---
今はマンネリ気味のこの日常。
……夫は……もう私を
女として見て
いないのかも知れない……
だからこそよけいにそんな時出逢ったレイは美沙にとってはとても刺激的だった。
レイのおかげで美沙は
今とても満ちたりた日々を送っていた。
もちろんこの事は
夫は知らない。
いや知られてはならない。知られたら
レイとの事も全て、終わってしまうに
違いない。
だからレイとの事も1カ月待った。
慎重にもなった。
……明日……その夢が
叶うのだ……
いつものように、
夫を見送る美沙。
『行ってらっしゃい。』
「行って来る。」
『今日は普通よね?』
「ああ。」
美沙は夫を見送ると部屋に戻り、
コーヒーを飲みながら
しばらく寛ぐ。
いつの間にか
ため息が零れていた。
今年で52歳になる夫は
美沙より大分年上だ。
そのせいかやけに
冷めている。
美沙がレイに
引かれてるのは、
その返もあるのかも知れない。
もちろん出会った頃は
夫も美砂に夢中だった。
美沙ももちろん、
夫に恋をして
そして結婚した、
はずなのに---
今はマンネリ気味のこの日常。
……夫は……もう私を
女として見て
いないのかも知れない……
だからこそよけいにそんな時出逢ったレイは美沙にとってはとても刺激的だった。
レイのおかげで美沙は
今とても満ちたりた日々を送っていた。
もちろんこの事は
夫は知らない。
いや知られてはならない。知られたら
レイとの事も全て、終わってしまうに
違いない。
だからレイとの事も1カ月待った。
慎重にもなった。
……明日……その夢が
叶うのだ……

