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粉雪のファンタジー
第3章 涼の決心…そして最終章★
……達也Side……
……昨日……
珍しく雪から俺に、電話が合った……
……俺は……
雪の様態でも、
急変したのかと、
胸騒ぎを覚えたが、俺に話しがある。
との事だった。
……幸い……
今日俺は仕事が、
休みだったから、
俺は午前中から、
雪の居る病院に、
向かった。
そして雪の居る、
病室にやって来た。
『……雪……
気分はどお?』
『……達ちゃん……ごめんなさい。
せっかくのお休みなのに……』
『……いいよ……
雪に逢えて嬉しいよ♪話してて平気?』
『……ええ……
有り難とう。
今日は少し気分が、いいの。』
『……そっか……
良かったな♪
で、雪……
俺に話しって?』
『……達ちゃん……私の死ぬまでの、
記録を残して欲しいの……』
『……え?……
どういう事?』
『毎日とは言わない。
達ちゃんが来れる時だけでもいいの……私の姿を何かの方法で、録画して欲しい……』
『……あ……
もしかして雪……
お前?』
……雪は……
静かに頷くと、
話しを続けた。
『……私の……
死ぬまでの姿を、
残したい……
そして私がいつか、死んだらそれを、
涼に見て欲しいの。』
『……雪……』
『……どうかな……やっぱりそんなの、涼にとっては、
迷惑なだけかしら?』
『……雪……
そんな事無いよ!
すげーアイツ、
喜ぶよ!
凄くいいよ!』
『……ほんと?……大丈夫かな?』
『……ああ……
二人で挑戦だ!
雪!』
……雪は……
嬉しそうに微笑んだ。
『……じゃあ……
雪……
今日は帰るよ。
また二人で案を、
出そうな♪』
『……ええ……
達ちゃん……
有り難とう。
気をつけてね。』
『……ああ……
また来るよ。』
俺は雪の病室を出てその足で、
医師の元に向かった。