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私の彼氏は変態です!
第5章 そんなことかぁ
ー夏実sideー

「かのんっ!だいじょうぶ…な訳ないね」

部屋に入ると、涙でぐちゃぐちゃの花音が座り込んでいた

せっかくの可愛い顔が台無しだ
とりあえず花音をなんとかしなきゃね

明日から連休でよかったぁ
こんな顔で会社行ったら受付に出せないょ

「夏実ぃ」
隣に座って頭を撫でてると少し落ち着いたのか

色々話しはじめた

多分つなげるとこんな感じだと思う


夏実が篤志との話をしてから、蓮は体目当てなのかなぁって考えはじめて、運悪く蓮が旅行に行きたいって話と自分の機嫌をとろうとしてるって言うのが繋がって、疑いが確信になっちゃった
んで、かなり強引に来る蓮をみてやっぱりあたしはその程度なんだって思ったこと
いっぱいいっぱい言うつもりのなかったひどい言葉いっちゃって
だけど、蓮が出て行こうとした花音に
“お前一人で夜の街行かせたくない”
っていってくれて、自分の勘違いかもって思ったこと
ひどい言葉言って傷つけて蓮に嫌われたらやだってこと
みたい


女心は複雑だよねー
もうほんと可愛すぎでしょ悩んでる女の子

「花音。今日はもう寝よう?目冷やして、明日また話そう。今話してもきっと花音はうまく考えがまとまらないと思うから」

あんまり慰めるとかうまくできないから
篤志ならどういうかなって考えた

うん!ナイス篤志!
ナイス篤志をよくみてるあたし!!

「そ、だね」
泣き疲れたみたいで花音はすぐに眠りにおちた

「どっちもお互いが大切な喧嘩はね2人の絆を強くしてくれるんだょ。それに乗り越えられたら」


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