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その時、キミに恋をして
第1章 始まりは最悪
暫くすると車は、
高級ホテルの前に、着いた。



『ここだよ!
桐矢♪』



『ここホテル?』



『---ああ---レストランよりは、人目に着きにくいだろ?』



『---へえ---さすが!
大人の配慮だな!
サンキュー♪』



『---桐矢---素直にお礼言えるんじゃん♪』



『---るせ---これでも常識ぐらい持ってるよ!
あんたと違って!』



『---ハハ---ワリー、ワリー♪』


『それより早く、
ご馳走してよ♪
腹減ったあ♪』



『---了解---』



そして俺は、
早瀬さんに連れられホテルの、
レストランに入った。



『いらっしゃいませ!早瀬様!
いつも有り難う、
ございます。』



『いつもの席、
空いてる?』



『はい!
どうぞ!』



そして俺達は、
窓際の一番、
見晴らしのいい、
席に案内された。



『メニューどうぞ!』



『有り難とう!』



『---凄---
常連なんだ?
良く来るの-?』



『---まあ---』






『---ああ---女か♪』






『---桐矢---るせ-な。笑っ
ほら、何食べる?』


『---てか---マジでなんでも、
いいの?』




『もちろん!
フルコースでも、
いっとくか?』



『---うん---』






『---桐矢---素直♪』






---俺は---
今この瞬間多分、
早瀬さんの前で、
顔が真っ赤だったに違いない。



『お待たせしました!』


暫くして料理が、
運ばれて来た。


『こちら、
コースメニューです。』



『有り難とう♪』



『---すげ---めっちゃ美味そ♪
マジで奢り~?』



『---ん?---なんだよ?
信用無えな?』



『だっていざ、
払えって言われても俺払えねーし。最終確認だよ。』


『---桐矢---大丈夫♪
全部奢りだから♪安心して食いな♪』


『---マジ---ヤッター♪
頂きまーす♪』



『ちょっ、桐矢!その前に乾杯しよーぜ♪
あ、ってもお前、
未成年か?』



『---って---大丈夫だよ♪
ワインぐらい飲めるって♪』
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