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涙色☆遠恋
第1章 奇跡的な出逢い
……ふっ……
休みじゃ無く、
早番ってとこが、
チーフらしい。笑っ
『仕方ないわ。
真理恵……
また今度にしよ。』
『……結奈……
もうー!
あんた聞き分け、
良すぎよッ……
チーフ!
今度は絶対ですよ!』
『解った解った!』
『じゃあ結奈♪
あたし帰るね?
気をつけてね。』
『……真理恵……
有り難とう、
ごめんね?また、今度ね?』
真理恵が帰ろうとしたら、
編集部一のチャラオの岸谷が、
『……オッ……
真理恵壌♪
ディナーなら俺が、付き合いますよん♪』
と、話しかけてた。すると真理恵が、
『……結構よ!……あんたと夕飯食べるぐらいなら、
家の犬のポニーと、食べた方がマシよ!』
アハハ!!
『……真理恵……
言い過ぎよ~』
『そうだよー。
ひでーな~!』
『……なによ……
彼女居る身で!』
『そうだぞー!!
お前ー!!』
『……う……』
『……じゃあ……
結奈♪
気をつけてねー!』
『……う、うん……有り難とう♪』
『……ハハ……
相変わらずだな♪』
『ところでチーフ!取材って何日ですか?ちなみに何の取材?』
『……ああ……
そうそう♪
この爽やかイケメンくん♪取材してきて♪次の号でイケメン特集組むから♪』
『……また……
イケメン特集~?
ほんと好きですね!イケメン!』
『……まあ……
見てみろよ!
カラオケ店でバイトしてるみたいで♪
かなり人気あるらしいぞ♪ホラ♪』
と言ってチーフは、私にイケメンくんの写真を見せた。
……アラ……
確かに♪……
その少年は私が、
今まで組んだ、
特集号の中でも、
群を抜く程の、
イケメンだった♪
『……どうだ……
イケメンだろ~♪』
『……はあまあ……確かに♪』
私の返事にチーフも満足気だった。