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涙色☆遠恋
第3章 拓磨の気持ち


『……失礼します……』

女将が飲み物を先に持って来た。

『お食事暫くお待ち下さい。
今日は随分綺麗なお譲様と一緒ですね♪
彼女さんなのかしら?♪』

『……アハハ……
女将違いますよ~
私の会社の社員です♪』

『……あらまあ……そうですの?
私はてっきり♪
失礼しましたわ。』

『……いえいえ♪……
まあ悪い気はしないですね♪』

『……そうですよね?……
こんな綺麗な娘さんなら♪』

『……いえそんな……
綺麗なんて!チーフも!
止めて下さいよ~汗。。』

『……ハハ……
ジョークだよ。笑っ』

『……ホホ♪……
お食事お持ちしますね♪』

『……はい♪……
お願いします♪』


……もう……チーフったら!……
まあ、冗談よね。。。


……でも……何故だろう?……
ほんのちょっとだけ、
ドキッとした……


『……新谷!……お疲れさん!』

『お疲れ様です!』

私とチーフはウーロン茶で乾杯した♪

『……あの……チーフ……
家の母変な事言ってません?』

『……ん?……ああ、
今度家にもいらして下さいとか、
言ってたぞ。笑っ』

『……キャーッ……
もうお母さんったら!なんて事!
すみませんチーフ……
失礼な事を!』

『……全然?……
面白いお母さんだな♪』

『……ハハ……』

……もう!……ほんとに、
お母さんったら!
帰ってからよく言わなくちゃ!
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