この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
涙色☆遠恋
第3章 拓磨の気持ち
『……チーフ!……
ほんとに美味しいです♪
こんな素敵なお店に連れて来て、
下さって有り難うございます♪』
『……新谷の……
味覚に合って良かったよ♪
美味いだろー?♪』
『……ハイ!……とっても♪』
……その時だった……
私の携帯の御知らせ音が鳴った!
『……新谷?……
電話出なくていいのか?』
『……ああ……
Lineなんで後でも大丈夫です。』
『……ああ♪……
でも見なくてもいいの?
見てもいいぞ?』
『……そうですか?……
じゃあすみません。』
『……ああ♪……』
……私は……
……涼かも知れない……
と思ってスマホを開いたら、
やっぱり涼からだった。
『……結奈……お疲れ様♪
今日も後で電話してもいい?』
と書かれて居たから私は急いで、
『……涼……ごめんね。
今日チーフと一緒だから、
ちょっと遅くなるわ。』
とレスを返した。