この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
白雪姫にくちづけを
第2章 再会*~第1部~


ガチャ


『ただいま。』


『浩巳!おかえり!
よかった、間に合ったねー!』


慌ただしく母が駆け寄ってくる。
浩巳は顔を見るやいなや、ため息をついた。


『で、結局何なの?今日のサプライズって。』


『ふふふ。慌てない慌てない。
それよりアンタ、服着替えてきたら?』


『着替え?どっか出掛けんの?』


『でも、もうすぐ来る頃ね。
愛想良く迎えてあげてよ~。アンタ、目つきこわいんだから。』


『っっは??誰か来んの?!誰だよ?!』


『うふふ、覚えてるでしょ!
昔隣に住んでた…
浩巳の初恋の君よ♡(*ノωノ)』


『初こ…!?』


ピンポーン


背後から響き渡るインターフォン


振り向きドアを開く、その一瞬の間に
彼の頭の中で、すべてが繋がった気がした。


───“大事なイベント”────
─“あんな若い女いたかな”───
────“小さな子は守らなきゃね”──
──“昔隣に住んでた”──
──────────“初恋”────


耳にしたフレーズが、光のように駆けめぐる。


ドアノブを回す手の動きが…
自分を取りまく全ての空気が…
まるでスローモーションに飲み込まれたように映る。


扉の外にいる人物は、彼女に間違いない。


ガチャ


『あ、あずさ!!?』


『こんばんは。』


ようやく2人は再会した。


/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ