この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
白雪姫にくちづけを
第18章 浩巳の憂鬱


ピンポーン


『浩巳!お疲れさま!』


夕方の機嫌は直ったのか、あずさは笑顔で彼を出迎えた。


(怒りは長続きしないタイプだな…)


笑みをこぼしながら、浩巳はあずさに差し入れる。


『プリン買ってきた。』


『わぁーい♪』


『あとこれ…』


続いて、旅行雑誌を手渡すと…


あずさの動きがピタッと止んだ。


(…?旅行は興味ないのかな?)


『浩巳ってば、ちゃんと聞いてたんだね?』


『…は?』


『カフェであたしが言ったやつ!
そっか!浩巳は旅行行きたいんだ?』


なんだか嬉しそうに話す あずさ。
しかし彼には意図が分からず…浩巳は水をさすことにした。


『あずさ…ごめん、話分かんない。』


『えぇ?!』


彼女はまた、ちょっと不機嫌になりつつも彼に話す。


実は夕方、カフェで浩巳が考え事をしてる間に、あずさは彼の誕生日を祝いたい、何がいい?と色々と質問していたのだ。


それで彼が持ち帰った雑誌を見て、浩巳が旅行を選んだのだと、彼女は思ったのだった。


/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ