この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
白雪姫にくちづけを
第1章 遠い日


4歳の浩巳と6歳の あずさは、
同じマンションに住む、お隣さんだ。


両親同士の仲が良いこともあって、二人は気づけば姉弟のように毎日一緒に過ごしていた。


今日も、日課の砂場遊びで
浩巳は、大好きな あずさに泥団子をプレゼントするはずだった。


『ひろみくんに会えなくなるの、寂しいよ。』


いつもは負けん気が強く、上級生とケンカをしても泣かない あずさ。
泣き虫の浩巳の為なら、相手が年上の子供であっても、野良犬であっても、いつでも助けに駆けつけてくれた。


そんな彼女が泣く姿を、浩巳は初めて見た。


『なかないでよ、あずちゃん。』


あずさの涙に戸惑いながら、
自分がいつも彼女にしてもらうように、やさしく頭をなでてみる。


けれども、あずさは一向に泣きやまない。


/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ