この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
白雪姫にくちづけを
第27章 忘却のカケラ


*** *** ***


部屋に戻ると、寝床の準備が整っていた。
二組の布団が隣り合い、その枕元には間接照明が柔らかな光を灯している。


(う、うわぁ///…)


和室の寝室は独特な色気を醸し出していて、一気に艶やかな気分を盛り立てる。


『…あずさ、目、瞑って?』


部屋のふすま前で立ち止まっていたあずさに、そっと告げる。浩巳は彼女の手を取り、部屋へと入った。


『ゆっくり座って。まだ開けちゃダメだよ?』


あずさは布団の上に座る。
すると少し離れた場所で、ガサガサと何かを探るような音が聞こえた。


『…浩巳?』


ギュッギュッ


布団を踏む音が近づき、彼が戻ってきたことを察する。


『よし。お待たせ。開けていいよ…』


ぱち…


『誕生日、おめでとう。』


『…あ!これっ//』


/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ