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第28章 ひみつの…＊

くちゅん！くちゅん！


激しく跳ねる2人の身体。
ベットとは違い、スプリングの効かない布団の感覚にもどかしくなる、腰。


（…もっとして欲しい//もっと浩巳を奥で感じたいのに…///）


もの欲しそうに口づけてくる、彼女。
その姿に、浩巳も応えるように舌を出す。
跳ね上がっては離れ、近づけば唇を欲して…じれったくも甘いキスをせがむ。


トサッ…


何度かそれを繰り返した後、彼女を布団に寝かせ、浩巳は覆いかぶさった。
ようやく求めた快楽が得られる期待に、あずさは渇望の眼差しを向ける。


『///すごい目だよ…おれのこと、そんなに欲しい？』


自身の崩れた浴衣を脱ぎ捨てながら、浩巳は息荒く彼女を見つめた。


『………浩巳のせいだよ//』


彼女もまた、息を乱して彼を見つめる。


『あたしをこんなにしたのは浩巳だもん///もっといっぱい…してくれなきゃ、ダメ…//』


汗ばんだ彼の胸元へ手を伸ばす。


『浩巳のこと…奥で感じたい////』


恥ずかしさからか、言い切る前に目を閉じて、彼女はフイと顔を背けた。


いじらしく告げられた思い。
これ以上どこから湧きあがるのか…彼女への愛しさが、浩巳の全身に駆け巡る。