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白雪姫にくちづけを
第28章 ひみつの…*
『はぁはぁはぁ…暑っ…』
力尽きた彼は、あずさの隣にうつ伏せる。
瞳を閉じて息を荒げている浩巳に、あずさは顔を向けた。
(浩巳…)
彼の整った顔は汗ばみ、髪も振り乱れている。
そんな彼を見つめていると、目が合った。
声もなく彼女たちは微笑む。
『あんだけ風呂入ったのに…またか…』
浩巳の呟きに、あずさは笑う。
『ふふ…そうだね。』
『でも今度は…混浴だよね?』
『…えっち//』
『はは//健康な男子ですから。』
枕元の灯りに照らされて、しばらくそうして見つめ合う。
営みを終えてもなお、後引く余韻は、2人を甘くつなぎとめるのでした。
ちゃぷん…
『あの下着、燃えたなー…//』
バシャッ!
『ばか!///』