この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
白雪姫にくちづけを
第30章 彼の存在


(ん……天井?)


浩巳が目を開けると、そこは見慣れぬ景色。


(痛っつ……?!)


起きあがろうとした途端、後頭部に痛みを感じる。


(点滴?!……あぁそうか。)


痛みを感じた部分へ手を伸ばそうとすると、自分が点滴を受けている事実に気づく。
そこでようやく、事が理解できた。


(そうか、階段から落ちて…ここは病院か。)









ガラッ










『あ!浩巳、起きたの?!』


その声に、母が入ってきたことが分かる。


『どう?痛む?』


『ん、頭いたい。』


『ふふ。安心して。ただのタンコブだって!』


『///あっそ。悪かったな、驚かせて。』


『ほんとよ〜!母さん、浩巳が死んじゃったらどうしようかと思ったじゃない!』


そう明るい声を出して、母は浩巳の布団を叩く。


『おい、仮にも頭打った息子を叩くなよ。』


『もーだって!意識はないわ、おまけに制服があんな血だらけじゃ、気も動転しちゃうじゃない!!本当に心配したんだからっ!』


(血?あー…沖田の鼻血か。)


/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ