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白雪姫にくちづけを
第6章 悩めるオトメ•ン
『でも、会いたいんだよな…』
『えぇ!誰に誰に誰に???』
『…うるさいぞ。』
『浩巳、つめたい。』
誰かに会いたいなんて、今まで思ったことがない。
(なんか、あの日から変だ、おれ。)
あ…変といえば、もう一つ…
バイト先に行く時、必ずあずさのアパートの前を通る。
つい、あずさの部屋に明かりが灯っているか、目がいってしまうのだが…
『このままだと、
まるでストーカーになりそうで、こわい…』
『ぶふっっ?!』
沖田が、派手にコーラを吹きかけてきた。