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白雪姫にくちづけを
第32章 番外編
チュ…チュピ…
無事に夕飯を終えた2人。
浩巳は彼女の唇を幾度も愛でる。
『はぁ…あずさ…』
『ん…浩巳、ちょっと待って//』
『やだ。行くな…』
『ん、でもお風呂が…』
『あずさ、早く…』
……ザパァァァ───
ドンッ!
『んもぉ///!お風呂のお湯止めなきゃなの!溢れちゃったじゃない!!』
『…はい。』
気を取り直して入浴。
そこであずさを襲った、本日一番の悲劇。
『あーーーー!!!!』
『こ、今度は何?!』
『ひ!開けないで!あっち行って!!』
『…はい。』
彼女を襲った悲劇。
月の諸事。
(さっきまで平気だったのに!
何で?!何で今来るのよ?!
明日でいいじゃない!!
………こんな……こんなことなら、後回しにするんじゃなかったよぉーーー!)
憐れ。心の叫びは、彼には届かず。