この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
白雪姫にくちづけを
第32章 番外編
『う、やっぱり形もいびつで…今年も買えば良かったんだけど…///』
『何言ってんだよ…今までで一番嬉しいに決まってるだろ!』
浩巳は興奮しながら、彼女に口づけた。
『ありがとう!』
『そんな大袈裟な…//味は保証しないよ?』
『今日の夕飯も美味かったよ。あずさ、ちゃんと料理の腕あがってるんだから、心配いらないよ!』
浩巳はとにかく上機嫌だ。
『そうだ、今日はおれが洗い物するから。ゆっくりしてて?』
浩巳がキッチンに行くのを見送ると、あずさはホッと安堵した。
(喜んでくれて良かった…
あ、今ごろ疲れがでてきちゃったかも…)
最近の仕事がハードだったこともあり、浩巳の喜んだ顔を見て安心したあずさは、ソファに横になる。
そのままゆっくり瞼を閉じると、彼女はいつの間にか眠りについた。