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白雪姫にくちづけを
第13章 花火大会


思いきり嫌な顔をした浩巳は、あずさを連れて場所を変えようとしたが、ふと、足を止めた。


『…ちょっと、待ってて。』


そう耳打ちした浩巳は、少し離れた場所で、女子高生3人と話をしている。


内容は聞こえなかったが、彼女たちに浩巳が好かれていることは、遠目に分かった。


浩巳の腕を掴んだり、やけに近づいたり、時々こちらを見て笑っている気もした。


(あたし…浩巳には不釣り合いなのかな。
浩巳はカッコイイし、きっと学校でも人気なんだ。)


浩巳と話をしている女の子達は皆、化粧をして、綺麗な格好をしている。


(今日は2人に力になってもらったけど…
いつもは化粧もしないし、あたしなんて…

それに、年上なんかより、同年代の女の子の方が、共有できるものも多いんだろうな。)


いつのまにか、彼らの姿を見ていられなくなったあずさは、ゆっくりとその場を離れた。


ちょうど辺りには
花火の打上げ開始を告げる放送が鳴り響いていた────


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