この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
白雪姫にくちづけを
第17章 お泊り禁止


玄関まできた浩巳は、あずさを壁に押し当て、くちびるを奪った。


チュチュル…チュピ、
ちろちろ…はぁ…チュ


『明日…講義だっけ、あずさ?』


チュ、チュ…


『はんん…そう…』


チュピッチュル…


『終わる頃、迎え行くな…』


…チュッ!


『じゃ、また明日。』


『う、うん、明日//』


(なんか…17歳になって、急に色気増してない?!)


彼の妖艶な笑みに胸を鳴らせつつ、あずさはふと、あの日のことを思い出す。


(それにしても、浩巳は教えてくれないけど…あの時、おばさんは何て言ったんだろう?)






【これから帰る】


アパートを出た浩巳は、母にメッセージを送った。


あの日を境に、帰りが遅くなる時には
なるべく連絡を入れるようにしている。


(だけど父親ならまだしも…あんなこと言う母親なんて、この世にいるのか?)


───「野暮ついでにあと一つ…
100%じゃないってことを承知の上で、
毎回避妊はするのよ!」────


浩巳は、母に言われた最後の言葉を思い出していた。


(あの母親には一生敵わないな…)


ため息を繰り返し、浩巳は帰路についた。





そんな風に彼に放たれた言葉を…
あずさは当然、知る由もなかった。


/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ