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嘘つきな唇
第3章 逃避行


『……じゃあ……
雪奈……
チェックアウト、
10時だから、
朝食だけ食べたら、出ようか…?』



『……そうね……』


……私は初めて……ルウに手料理を、
持て成せる事になって心が弾んで居た……



……ルウに……
いつもいろいろして貰ってばかりで、
何かお礼がしたかったから丁度いい……


『……じゃあ……
雪奈……
シャワー浴びたら、朝食にしよ♪』



『……ええ♪……』


『……朝食……
どうしよう…?
ルームサービスでいい…?時間
あんま無いし。』



『……そうね……
いいわよ♪』



『……雪奈……
先入っといでよ?
俺頼んどくから♪』


『……ルウ……
有り難とう……
行って来ます♪』



『……うん♪……』


……私は……
急いでお風呂場に行き軽くシャワーで体を洗い流した。
15分ぐらいで私は、お風呂場から出た。


『……ルウ……
お待たせ♪』



『……アレ?……
早いね!雪奈……ちゃんと暖まった…?』



『……ええ……
大丈夫よ♪ルウ、
行って来て…?』



『……ああ……
行って来ます♪
モーニング頼んだから♪』



『……ルウ……
有り難とう……』



……私は……
そのまま身支度を、整えルウを待った。


……すると……
15分ぐらいで、
ルウが出て来た。
ルウが出て来たと同時に丁度、
ルームサービスが、届いた。



『……雪奈……
ただいま~』



『……ルウ……
丁度届いたわよ♪』


『……オッ♪……
good-timing♪』



---ルウの---バスローブ姿が、
やけに色っぽい……


『……雪奈……
食べよっか♪』



『……ええ……
頂きます♪』



『頂きまあす♪』



『……ん……
美味い♪』



『……ほんと……
ここの料理って、
ほんと美味しいわ♪』



『……だね♪……
ねえ、雪ねえ、雪奈♪
また来ようよ♪』



『……そうね……
いつか来れたら♪』


『……また……
来れるよ♪』



『……そうね……』








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