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嘘つきな唇
第3章 逃避行
『……雪奈ん家……めっちゃ楽しみ♪』
『初めてね♪
ルウが来るの。』
『……うん♪……
ここからだと、
どんくらい…?』
『……そうね……
ここからだと、
30分ぐらいで多分、行けるわ。
あ、ルウ…?
途中でスーパー、
寄ってもいいかしら?』
『……もちろん……食材?雪奈…?』
『……ええ……
ルウは何食べたい?』
『……んーッ……
たまには煮物系、
食べたいかも♪』
『……いいわね……任せて♪』
『……やったあ!……雪奈の手料理とか俺、最高に幸せ♪』
暫くして車は、
スーパーに着いた。考えてみればルウと買い物するのも、
初めての事だった。
……バン!……
車を駐車場に止め、早速私とルウは、
スーパーの店の中に入って、
食材の買い出しを、した♪
そしたらルウが、
『……雪奈……
手繋ごう♪』
……なんて……
可愛いい事を言うから黙って私は、
左手をルウに差し出した♪
……でも……
ちょっと恥ずかしい。
……でも……
ルウを見たら凄く、幸せそうな顔を、
してるから……
……まあ……
いっかな♪
みたいな。笑っ
『……雪奈……
何買うの?♪』
『……ルウ……
なんの煮物がいい?おでんとかすき焼きとかいろいろ、
あるわよ♪』
『……んー♪……
そうだな♪
すき焼きがいいな♪でも雪奈大変じゃ、無い?』
『……ルウ……
任せて♪』
『……じゃあ……
すき焼き♪』
『……了解♪……
後でおうどんも、
入れる?♪』
『……え?……
そんなに食べれるかな?』
『……大丈夫……
美味しいからきっと食べれるわよ♪』
『……じゃあ……
雪奈に任せた♪
笑っ』
『……じゃあ……
おうどんも♪』
そして私達は、
15分ぐらい食材を、選んで周った。