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嘘つきな唇
第1章 出逢いは突然に

『未来。
お待たせ♪』
『雪奈。
いこっか♪』
『未来と飲み行くのちょっと、
久し振りね~♪』
『そうね~
先週誰かさんの
残業で、
流れちゃったもんね~』
『アハ。
すみません!
未来、お店何処に
あるの?
やっぱり新宿?』
『それがさ、
歌舞伎町なのよ。
雪奈平気?』
『歌舞伎町か~
んー、飲み屋街の
メッカね~♪
大丈夫よ♪この際、目の保養に行きましょ♪』
『良かった♪
歌舞伎町だから、
心配だったのよ。』
『今日ムシャムシャしてるし、
なんならホストクラブでも行くわよ♪』
『アハ♪
雪奈ったら!』
『まあそれは、
ジョークだけど。』
『でも今日のとこ、なんか超イケメンが居るらしいわよ♪』
『へえそうなの?』
正直男絡みは私は、どうでも良かったけど。今日は無償に、飲みたかった!!
会社から電車に乗って15分ぐらいで、目的地に着いた。
……ほんとに……
イケメンなんて、
居るのかしら?
半信半疑で私は、
店の中に入った。

