この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
嘘つきな唇
第2章 嵐の一夜



部屋に戻ると丁度、朝食が運ばれて来た……



『お客様おはようございます。朝食お持ちしました。』



『ああ、おはようございます。有り難とうございます。』



『昨日は眠れましたか?悪天候で、
ほんとすみませんでした。』



『……いえ……
もうほんとに、
気にしないで下さい。
よく眠れたんで。』


『そうですか?
良かったです。』



『朝食食べたら、
チェックアウト、
するのでお願いします。』



『解りました。
失礼致します。』



『……雪奈……
食べよ?めっちゃ、美味そー♪』



『……わあ!……
ほんとね♪』



『頂きまあす♪』



『……雪奈……
めっちゃ美味い♪』


『……ルウ……
ほんとに美味しいわね♪』



『……やっぱ……
宿とかの朝食って、めっちゃ美味いなあ♪』



『……ええ♪……』


『……雪奈……
なんかまたここに、来たいな?』



『……そうね……』






……ルウとまた……来る事が出来たら、どんなに素敵だろう……



……だけど……
次が無い事など、
百も承知だ……



食事も済んでついにルウと別れる時間になってしまった……






……止めよう……
多くを望んだら、
きっと罰が当たる。


『……雪奈……
そろそろ帰ろっか?』



『……そうね……』


……ルウも……
心無しか寂しげな、瞳をして居た……



……ただ……
時間だけが無情に、流れた……
/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ