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嘘つきな唇
第2章 嵐の一夜
……雪奈Side……



……私は……
マンションに帰ると、早々にベッドに入り、暫くボーッとしてた。



……ルウとの……
夢の様な時間が、
とうとう終わって、しまった……







……やはり……
夢だったのだろうか?







……ううん……
夢なんかじゃ無い……







……ルウに……
あんなに抱かれた……体が熱い……







……熱くて……
熱くて……







……私は……
その熱を沈められずに居た……







……ルウ……







……愛してる……







……愛してるわ……






……今度はいつ?……貴方に逢えるの?







……涙が……
後から後から……
溢れ出した……



……今日……
1日だけはルウの事、以外は何も考えずに過ごそう……
ルウの事だけ……
想って居たいわ……


……何も……
考えたくは無いわ……何も……



……私は……
ルウに愛された、
体をそっと……
抱きしめてみた……


……そして……
大胆にも衣類を、
全て脱いだ……
久し振りにオナニーをする……



……そっと……
胸に手を当て、
揉んでみる……



……やがて……
1番感じる場所に、
私は右手を入れ、
優しく動かした……






『……ッツ……
アアン……
アンアン……』







押し寄せる快感に……自然に喘ぎ声が、漏れる……







『……ルウ、ルウ……もう一度抱いて……』







……私は……
ルウとのSEXを、
想い出しながら、
自分の体を愛撫した。



オナニーをする事なんてほんとに、
私にしては珍しい、行為だったけど……


こうする事でしか……ルウに愛された、この体の熱を沈める事が出来ないで居た……







『……ッツ……
ルウルウ……
アッ……イク……』






……やがて……
私はルウの名前を……呼びながらイッた……
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