この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
嘘つきな唇
第2章 嵐の一夜
……心と体は……
別ものなのに……
……愛の無い……
Sexなんかで美砂は……ほんとに幸せなのか?
……美砂だって……俺に気持ちが無い、事だって解ってる、はずなのに……
……美砂……
やっぱりもう、
潮時だよ……
……俺は……
美砂に突かれながらそんな事ばかり……思って居た……
……俺は……
美砂に愛情を感じた事なんて……
……今まで……
1度だって無い……
……ただ……
美砂にSexを、
強要されて俺は、
美砂を抱いて居ただけ……
……だから美砂?……もう終わりにしよう
……美砂……
こんな事はやっぱり良くない……
……美砂は……
俺がこんな事を、
思ってる間も……
……ただ……
気持ち良さそうに
……俺の上で……
腰を動かして居た。
……俺は早く……
Sexが終わってくれ、とばかり思って居た……
……こんな……
愛情の無いSexは……
……俺はもう……
続けられない……
……俺が……
愛してるのは……
……雪奈……
ただ一人だけだ……
……だから……
どんな事をしても、美砂とは終わらせる……
……そう……
心に誓った……