この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
嘘つきな唇
第2章 嵐の一夜
……ルウSide……
……あれから……
俺は美砂に散々、
愛の無いSEXを、
要求され……
ついさっきやっと、美砂から解放された……
……俺は……
いい加減クタクタ、だった……
今日こそバイトに、行かなきゃいけないのに……
……俺は……
やっと美砂に、
解放され……
『……美砂……
少し眠るよ。
時間になったら、
起こして……』
…と言って自分の、部屋に戻って来て、やっとベッドに、
身体をダイブした。
……疲れた……
……雪奈……
どうしてる?……
……雪奈……
元気か?……
……雪奈に……
メールしようかな?
……俺は……
携帯をマナーモードにして雪奈に、
メールしてみた……
……ほんとは……
声聞きたいけど、
美砂が隣の部屋に、居るから……
メールで我慢した。
ーーー差出人ーーールウ
『……雪奈……
逢いたいよ……』
……俺は……
いろいろ考えたけど、
結局この言葉しか、書けなかった……
……すると……
直ぐに雪奈から、
返信が来た。
ーーー差出人ーーー雪奈
『……ルウ……
私も、私も……
ルウに逢いたい。』
……ツッ……
……雪奈……
……こんな俺で……ごめんな……
……俺の頬を……
涙が伝った……