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嘘つきな唇
第2章 嵐の一夜
『……ルウさん!……あたしの隣に、
座って♪~』
『……いいよ♪♪……じゃあ、空けてくれる?ごめんね?』
『……えー!……
ずるーい!
遥ばっかり!』
『……じゃあ……
後で行くから!』
『……キャー♪♪……嬉しい♪』
『……でも……
ルウさん!!マジで、カッコいーっす!俺、男だけどマジで惚れそう♪』
『……そう?♪♪……惚れてみる?♪』
『……キャー♪♪……素敵♪
BLの世界ね~!』
『……お、俺……
ルウさんとなら、
マジいいっす♪』
『……ハハ♪……
俺ノーマルだけどね♪笑っ』
『……でも……
ルウさん♪近くで、見れば見る程素敵♪』
『……マジ?……
そうかなあ?~
自分じゃ解んないや~笑っ
あ!ルウで皆、
呼び捨てでいいよ♪』
『……そんな!……滅相も無い!』
『……マジで……
いいから!』
『……ルウ♪……』
『……何?……』
『……そろそろ……あたしの隣に来て~』
『……ああ♪……
そうだね♪』
……ルウったら……ほんとモテモテだわ……
……さすが!……
としか言いようが、無いわ!
……あたしも……
同業者として、
見習わなきゃ!