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ご主人様に愛されたくて… ~セックス島~
第10章 特別ルール
レッドに、キスされた唇を指でなぞる。

何故、レッドは知っているのだろう?


疑問は、疑問だけれど
そんな事を追求した所で、何も楽しくない。

今、私が楽しみたいのは、リュウキとデート。

「あっ、もうすぐ時間になっちゃう。」


私は、急いでメイクの続きに着替え。

ランジェリーにも気を付けて、膝上のワンピース。


「可愛い…かな?
可愛いって、思ってくれるかな?」


ドキドキしながら、鏡の前に立つ。


何か、昔…幼い頃にしたリュウキとの
デートとも言えるかどうかわからないデート、思い出すなぁ。

あの時も、リュウキがウチに迎えに来てくれたっけ?

季節は、秋くらいだったかな。

近くのデパートに、一緒に行ったんだよね。


そうだ。

敬老の日のプレゼント。

買うの付き合ったんだっけ。

懐かしい~!


リュウキ…優しかったのに…今は、もの凄く冷たい。


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