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第5章 初恋の人。

だけどね、

時が過ぎると共に色褪せていく想いに

忘れていくリュウキの存在。


あの頃は、携帯電話を持っていたわけじゃないし

やりとりって言ったら

手紙か家の電話。


リュウキとは、だんだんと疎遠になっていった。


――あんなに、好きだったのに―――



過ぎる時間を残酷に思いながら

中二になったら彼氏が出来て

リュウキを好きだった頃には知らなかったセックスを覚えて…


セックスの気持ち良さにハマっていったんだ。