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~罪の天秤~
第9章 最後に下された制裁
マンションに戻ると、すでに雄二が待っていた。
コンクリートの外階段。
だけど前の時のような暗い顔はしていない。
むしろ満面の笑顔だ。
「早かった?」
「ううん……早くしたい…」
玄関に入るなり唇が激しく合わさった。
あれ以来誰ともしていない。
タカシくんとも未遂で終わっている。
体は一気に熱を持った。
「……んっ…ん…」
舌を絡めながら服が脱がされていく。
ベッドにたどり着いた時には二人とも真っ裸で、そのままベッドに横になった。
「足、開いて?」
雄二の声に片足を立て開くとすぐに指が割れ目をなぞる。
雄二は我慢できないのか性急だった。
だけどそれは私も同じで、もうすでにそこは愛液で溢れていた。
「クリでイキたい?それとも中がいい?」
「……や…どっちでもいいから……ぁっ…」
とろとろした液体をクリトリスに塗りつけ指が上下に動く。
雄二の指。
大好きな雄二の指だ。
気持ち良すぎて溶けてしまいそうだった。