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~罪の天秤~
第9章 最後に下された制裁
「あ……あ…っ……あああっ…!」
びくん、びくん、と膣内が収縮しはじめた。
その中をぐちゅっ、ぐちゅっ、と雄二の塊は構わず行き来する。
「う……あ…っ……俺も……イクっ…!」
どくん、どくん、とゴム越しに放出される感覚に幸せを感じた。
これでもう何が起こっても怖くない。
……ううん、怖いことはあとひとつだけ残っている。
だけどそれももうあと少しの間。
これで雄二は私のもの。
「もっかい…していい?」
額に滲んだ汗を手の甲で拭きながら雄二がゴムを新しく付け替えていた。
「ん、いっぱい……して?」
照れたように笑う雄二の顔。
振りかえれば友達同士だったときもこの笑顔を何度も見た。
あの時は雄二をこんなに好きになるなんて思ってなかったけど。
私があの焼肉屋でバイトをしてなければ……私が復讐を思いつかなければ……私と雄二はもっとちゃんと付き合えていただろうか。
手を繋いでデートをし、時々私の家に泊まる。
そんな温かい日々を過ごせたんだろうか。
「痛いのか?」
「ん?何で?」
「だって泣いてるから」
気づけば目尻から一筋涙が溢れていた。
「嬉しくて泣いてるんだよ?」
そう伝えたら嬉しそうにはにかんだ。
もう後には戻れない。
そう自分に言い聞かせながら私は雄二を何度も受け入れた。
びくん、びくん、と膣内が収縮しはじめた。
その中をぐちゅっ、ぐちゅっ、と雄二の塊は構わず行き来する。
「う……あ…っ……俺も……イクっ…!」
どくん、どくん、とゴム越しに放出される感覚に幸せを感じた。
これでもう何が起こっても怖くない。
……ううん、怖いことはあとひとつだけ残っている。
だけどそれももうあと少しの間。
これで雄二は私のもの。
「もっかい…していい?」
額に滲んだ汗を手の甲で拭きながら雄二がゴムを新しく付け替えていた。
「ん、いっぱい……して?」
照れたように笑う雄二の顔。
振りかえれば友達同士だったときもこの笑顔を何度も見た。
あの時は雄二をこんなに好きになるなんて思ってなかったけど。
私があの焼肉屋でバイトをしてなければ……私が復讐を思いつかなければ……私と雄二はもっとちゃんと付き合えていただろうか。
手を繋いでデートをし、時々私の家に泊まる。
そんな温かい日々を過ごせたんだろうか。
「痛いのか?」
「ん?何で?」
「だって泣いてるから」
気づけば目尻から一筋涙が溢れていた。
「嬉しくて泣いてるんだよ?」
そう伝えたら嬉しそうにはにかんだ。
もう後には戻れない。
そう自分に言い聞かせながら私は雄二を何度も受け入れた。