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~罪の天秤~
第2章 人の彼氏を奪う罪
「……別れるの?」

「ん……そうする」

今度ははっきりと決別の意思を表明した。

うん、それがいい。
あの子に雄二はもったいなさすぎる。

何となくしんみりしだした空気を払拭するかのように、雄二が再び私の乳首を弄り出す。
びくん、びくんとしなる体。
雄二にはどMで純情な女の子がお似合いだと確信した。

「はや……く…っ…」

「まだだめー何なら乳首でイケるまで頑張ってみる?」

「…そ…んなの絶対無理っ…」

じわじわと蓄積される快感は発散されずにどんどん溜まっていく。
我慢できなくて思わず雄二の腕を撫でると、雄二はやっと乳首から指を離してくれた。

「ちょっと腰浮かせて?」

もうされるがままの状態で、雄二に言われた通りにすると下着と一緒にスカートを脱がされた。
それと一緒に雄二も自分の服を全て脱ぎ、二人とも真っ裸になる。

うわ……
こういうの……なんかやらしいな…

元彼とは長かったのもあって最後の方は恥じらいも薄れてたから、こんな風に一糸纏わぬ姿がこんなに恥ずかしいものだってことを忘れてた。

どうしよう……
すっごい濡れてそう…




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