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~罪の天秤~
第4章 人の彼氏を誘う罪
「まだ他の男と寝ようとしてんの?どんだけセックス好きなんだよ」

「や……違っ…あっ……ああっ…」

私の膣内は雄二の形になってしまったかのように、挿入されるとぴったりと合わさった。



週三回……最初はそんなことを言っていたのに「じゃあ俺も勝手にする」の発言通り、私が別の男の子と話すのを見ただけでその日の夜は雄二に拘束される日々が続いていた。
もちろん付き合ってるわけじゃない。
雄二の意図していることは読めないし、どういうつもりで私とセックスしているのかも分からない。

「そろそろ諦めたら?俺から逃げられると思ってんの?」

「…ああ…んっ……雄二っ…や…あっ…」

何度も何度もセックスしているうちに、雄二は私の体を覚えたらしい。
絶妙な角度で奥を抉られて私は何度も絶頂を味あわされた。

こんなに束縛の激しい奴だったっけ?
よく渡辺雪菜は浮気しようと思ったよね。
私だったら怖くて無理なんですけど……

「俺としてるのに考え事?あ、もしかしてどうやったら他の男とできるかシミュレーションでもしてる?だったらそんな余裕吹き飛ばしてやらねえとな」



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