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~罪の天秤~
第7章 重ねる罪の覚悟
「いいから触ってよ…ぉっ…」

「いいよーどこを?」

「なっ、も、、何でそんな意地悪なの!?~~~し、下も触って…っ……」

「下ってこの辺?」

精一杯頑張ったのに雄二の手はお腹辺りをさまよっていた。

知ってたわよ。もちろん知ってたわよ。
雄二がいじめっ子だってことくらい知っていたけれども!
初めて想いが通じあってエッチするって時までこんなドSになんなくてもいいんじゃない?

「もういい!自分でする!」

悔し紛れというか怒りに任せてというか、叫ぶように放った言葉に雄二は満面の笑顔になった。


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