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~罪の天秤~
第2章 人の彼氏を奪う罪
わくわくしながら用意を済ませ家を出た。
駅までは徒歩で10分程度。
マックが見えて全面ガラスのカウンターの席に雄二の姿を発見した。
何だ。
めちゃめちゃ普通の顔してるじゃん。
もしかしてホントにカラオケだけだった?
それともそういうの気にしないタイプ?
何にせよ私の目論みが外れたのは間違いない。
性格が悪いのは承知の上で、私はあからさまにがっかりした。
「ごめんね~、待った?」
「おせーし、ほら、行くぞ?」
「はーい、りょうかーい」
普段通りの言葉に普段通りの態度。
もしかしたら二人に気付かなかった?
駅までは徒歩で10分程度。
マックが見えて全面ガラスのカウンターの席に雄二の姿を発見した。
何だ。
めちゃめちゃ普通の顔してるじゃん。
もしかしてホントにカラオケだけだった?
それともそういうの気にしないタイプ?
何にせよ私の目論みが外れたのは間違いない。
性格が悪いのは承知の上で、私はあからさまにがっかりした。
「ごめんね~、待った?」
「おせーし、ほら、行くぞ?」
「はーい、りょうかーい」
普段通りの言葉に普段通りの態度。
もしかしたら二人に気付かなかった?