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~罪の天秤~
第8章 制裁の始まり
「渡辺さんをペットにしちゃえばいいんじゃない?」
私は今どんな顔をしているんだろう。
悪い女の顔をしているだろうか。
「そんなの無理だよ。……だって嫌われちゃうじゃん」
「人の気持ちは変わらないんでしょ?どうせ心が手に入らないなら体から攻めれば?上手くいけば心も手に入るかもよ?」
「……けどどうやって呼びだすの?俺、浮気相手解消してから連絡取ってないよ?」
そこは私に考えがあった。
渡辺雪菜は私がタカシくんに近づいたことを知っている。
これを利用するのだ。
「携帯、貸してくれる?」
タカシくんは縦にひとつ頷いた。
私は今どんな顔をしているんだろう。
悪い女の顔をしているだろうか。
「そんなの無理だよ。……だって嫌われちゃうじゃん」
「人の気持ちは変わらないんでしょ?どうせ心が手に入らないなら体から攻めれば?上手くいけば心も手に入るかもよ?」
「……けどどうやって呼びだすの?俺、浮気相手解消してから連絡取ってないよ?」
そこは私に考えがあった。
渡辺雪菜は私がタカシくんに近づいたことを知っている。
これを利用するのだ。
「携帯、貸してくれる?」
タカシくんは縦にひとつ頷いた。