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~罪の天秤~
第8章 制裁の始まり
「うわー!ちょーウケるんですけどー!マジで?マジでこんな姿になっちゃったんだ?」
数分後に現れた渡辺雪菜は手を叩いて笑っていた。
いつ見ても品のない笑い方だと思う。
「タカシくんもよくやってくれたよねー。そんなに私が忘れられなかった?だからこうして私が喜ぶことしてくれたんでしょ?」
長い髪の毛を指でくるくると巻き、彼女はタカシくんにしなだれかかる。
背伸びをして彼女が唇を寄せれば、タカシくんは我慢できなかったのかそれに吸い付いた。
「ん……んぅ…っ…」
別に人のキスなんて見たくはないけど、そのあとの彼女の姿を見てやりたくて視線は外さなかった。
濃厚なキスに力が抜けたその時だ。
「ちょ、ちょっと!何してんのよ!」
素早く彼女の手首に縄が巻かれぎゅっと固く結ばれた。
騒がれると面倒だから口には布を巻くように指示をする。
足首にも縄を巻き、床に転がした。
私はあらかじめ外れやすくなっていた自分の縄をほどくとすぐに着替えを済ませた。
数分後に現れた渡辺雪菜は手を叩いて笑っていた。
いつ見ても品のない笑い方だと思う。
「タカシくんもよくやってくれたよねー。そんなに私が忘れられなかった?だからこうして私が喜ぶことしてくれたんでしょ?」
長い髪の毛を指でくるくると巻き、彼女はタカシくんにしなだれかかる。
背伸びをして彼女が唇を寄せれば、タカシくんは我慢できなかったのかそれに吸い付いた。
「ん……んぅ…っ…」
別に人のキスなんて見たくはないけど、そのあとの彼女の姿を見てやりたくて視線は外さなかった。
濃厚なキスに力が抜けたその時だ。
「ちょ、ちょっと!何してんのよ!」
素早く彼女の手首に縄が巻かれぎゅっと固く結ばれた。
騒がれると面倒だから口には布を巻くように指示をする。
足首にも縄を巻き、床に転がした。
私はあらかじめ外れやすくなっていた自分の縄をほどくとすぐに着替えを済ませた。