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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
―――花火大会、一緒に行こう、な。
その華子の安らかな寝顔を、愛しそうに見つめながら、陽輔は耳元で囁くが、夢の中の華子の耳に、その囁きは届く事は無かった。
すやすや気持ち良さげに眠る華子。
次の日、シーツ交換や洗濯等で、昨夜のことを思いだして。
ひとり、恥ずかしくなり、赤面して、ジタバタしてしまうのだけれど。
今はまだ―――その事を知るよしは無い。
――――――今日も二人はラブラブさん。
夏の熱帯夜、新婚の二人のお話ははじまったばかりなのである。